設立趣旨・規約
この法人が活動の拠点とする高梁地域の多くは森林に覆われており、マツ林、コナラ・シイ・カシの広葉樹林、スギ・ヒノキの人工林などの様々な森林が育っています。
これらの森林は水資源のかん養、木材の生産、マツタケ等特用林産物の生産の場など、私たちの生活に重要な役割を果たしてきました。
しかし、木材価格の低迷などにより、手入れがされず放置されたままの人工林の増加や、松くい虫被害によるマツ林の荒廃等が進んでおり、特に平成16年度には、相次いで上 陸した台風により、多くの森林被害が発生し、森林の持つ国土保全機能の重要性があらためて認識されています。
一方、生活様式や価値観の多様化に伴い、心の豊かさを求めて自然とのふれあいを求める人々が増えており、青少年の健全育成のための自然体験学習の場としても注目されています。
このような中で、平成7年から、地域の環境保全と青少年の健全育成を願う者が集い、高梁美しい森を拠点として活動するボランティア団体である「高梁地域美しい森づくりの会」を設立し、県、市町村、小中学校等との連携のもと、森林・林業体験イベントや自然 観察会の開催、松くい虫被害木を利用した炭焼き等を行ってきました。
しかし、今後も安定した活動を継続していくためには、これまで行政に頼りがちであった運営体制から自立した活動主体へと組織を再編する必要があると考え、今までの任意団体から「NPO法人」へ組織を変えることとしました。
私たちは、岡山県が平成5年から推進している美しい森づくり運動を基本理念とし、「高梁地域美しい森づくりの会」がこれまで行ってきた事業を受け継ぐとともに、里山文化 の継承、自然環境の保全や青少年の健全育成を図ることを目的に、「自然に親しみ、自然を知り、自然を守る人づくり」を進めることとし、次代を担う子どもたちに対しては、親子で参加することのできる自然観察会の開催等、森林環境教育等を通じた青少年の健全育成を推進します。また、間伐材や広葉樹の有効利用を図るため、林産物の加工・販売等を行う「森林を活かした物づくり」を行うこととし、特定非営利活動法人「ふれあいの里・高梁」として申請するに至りました。


